6/19 market rev
ニュース
オランダ、オーストリア、デンマーク、スウェーデン（倹約4か国）が依然として補助金形式に反対。対立解消できず、合意を先送り。7月中旬に再び首脳会議を開催予定。
・米中
米中貿易協議第一段階の合意の履行のため中国が米農産物の購入を加速するとの報道。
中国は第１段階合意で、米国産農産物365億ドル（約３兆9000億円）相当を購入すると約束。貿易戦争前の2017年の240億ドルから増やすことになっていたが、米農務省のデータによると今年1～4月の購入額は46億5000万ドルと目標の13％にとどまり、17年同時期の水準を約40％下回っていた。
・アップル、感染再拡大を受け一部店舗を再閉鎖
フロリダ州、アリゾナ州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州の11店舗について再閉鎖を発表。アリゾナ州、カリフォルニア州では新規感染者が過去最高を更新。
・6/19奴隷解放記念日、全米各地でデモ
NYやシカゴなど各地で黒人の権利向上を訴えデモ行進が行われた
市況
欧州：反発。大規模な景気刺激策への期待が相場を押し上げ。
米：ダウ、SPは下落。ハイテク株は底堅くナスダックはプラス圏回復し6日続伸。中国の米国産農産物輸入による米国への歩み寄りを好感して上昇して始まるも、アリゾナ州とフロリダ州で新型コロナ感染例がこれまでで最も大きく増加するなど、ウイルス関連データの発表後に下げに転じた。
為替：ドルが主要通貨に対して上昇。
